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親が立て続けに病気

ふくあつ
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 子育てがひと段落して自分時間をどのように過ごそうかと考えていたら、親の病気が見つかって、初めて介護を意識しました。
自分が歳をとるということは当然、親や周りの人も歳を重ねているということ。
人生って本当に色々ありますね。人は一人で生きている訳ではないとつくづ感じる今日この頃です。

父が入院、母が入院

 父親に病気が見つかり、手術してしばらく入院。無事に退院してきたのも束の間、疲れがたまっていたのか母親からしんどそうな声で電話があり、話し方に異変を感じました。
すぐに救急車を手配して、車で10分程の実家まで様子を見に行くことに。
救急隊員の方はすでに到着されており、先日まで父が入院していた病院へ搬送。
母は【脳梗塞】と診断されました。
幸い、意識などはっきりしており、症状もまだ軽く、麻痺も殆ど見受けられないとのこと。
ただ、経過観察とリハビリなどで入院はまだ続くとのこと。

母の異常に気付く

 【脳梗塞は時間が重要】とよく聞きます。今回なぜ私が電話で母の異常に気付いたのか。
電話口の母は、しゃべりにくそうに、くぐもった感じで電話をしてきました。
「朝から調子が悪く寝てたけど、起き上がれない、立てないの」と、呂律が回らない感じので話をするので、すぐに「救急車を呼んで、そっちに行くから」と電話を切りました。

  • 呂律がまわらない
  • 起き上がれない
  • どちらかの手足が動かしにくい

上記を踏まえ脳に何か異変がおきているのでは?と考えました。
1年程前、知人からお母さんが脳梗塞で意識不明となり、救急搬送され手術をして入院中という話を聞いたことがありました。彼女は「体調不良でお母さんは今日は寝てる」とお父さんから聞いたて、翌日様子をみに行ったものの「しばらくこのまま休んでおく」とお母さんが言うので、そのままに。
翌日の朝、話かけても反応がないことで救急車を呼ぶことになったとのこと。

目の前で人がバタッと倒れると、何事かと思いますが、体調が悪くて寝ている人に対しては、しばらくそっとしておこう…となります。
一緒にいる人こそ分かりにくいので、まずはご本人が我慢せず、「今日はいつものしんどさと違う気がする」と思ったら、電話がかけられる内にすぐに救急車を呼んで下さい。
うちの母は、後から「今回はいつもの体調不良とは違うと思った」と話してました。
まわりの方は、寝てるい人に時々声かけなどをして、いつもと何かしらの異常があると気づいたら早めに病院へ行きましょう。寒い冬は家で休みたいと思いますが、冬こそ脳梗塞や脳の病気は多くなるそうです。

レンタル入院セット

 夜に搬送され、そのまま入院することになった母。私は、翌日の朝から仕事だったのでどうしようかと思っていたのですが、今は入院セットのレンタルというものがあるようです。
入院中の着替え、タオル、日用品などすべてレンタルさせていただくことにしました。
買い物に行く時間も、着替えなど必要なものを都度洗って持っていく時間もない…無理をしたら今度は自分が疲れて倒れてしまう。費用はかかりますが、レンタルに申し込むとその都度、病院で用意してくれ洗濯も不要とのこと。病院へ通う交通費や時間を考えると、大変便利なシステム。
入院している人にとって、お見舞いにきてくれるのはとても嬉しく心強いもののようですが、無理はしないようにしましょう。
無理して病院へ行く必要がなくなったと思うと精神的にホッとしました。週末だけ顔を出すようにしましたが、大病院でしたので面会時間は10分だけでした。

翌日、必要最低限のものを持参し、スタッフの方にすべてお任せとさせていただきました。
持ち物で、踵のあるスリッパと書かれており何故かヒールのあるスリッパと解釈した私はヒールのあるサンダルを持参しました。違います。
こういうスリッポンのような履物のことでした。アマゾンなどで「かかとのあるスリッパ 入院」で検索し買いなおしました。

退院した父親

 退院したばかりの父親の様子を見に週に1,2回実家に通う日々が続いています。
現役時代に単身赴任が長かった父、雑ですが家事全般は何とかできるようで、機嫌よくそれなりに暮らしている様子にホッするこの頃です。
父は手の込んだ料理はできませんが、寒い時期ということもあり基本「お鍋」で乗り切っているようです。たまに多めに作った我が家のおかずを届けていますが、食べたものの片付けや掃除、洗濯も日ごとに分けてやりくりしている感じです。
洗濯をして干したものの、取り入れるのを忘れて翌日の雨で台無し。ということもあった為
これからの季節、雨も多いので「室内物干し」を購入してきてリビングにセットしました。
次に行くとちゃんと、室内干しをしていました。
家事代行サービスも提案してみましたが、たまに自分で料理も掃除をもすると言うので、しばらくは様子を見ることにしました。
まずは、ごはんの炊き方とお味噌汁の作り方を教え、あとはお惣菜でも買って…と思っていたのですが、図書館へ行って料理の本を借りては、「煮魚」「汁物」「お好み焼」など自分で時々作っているようで少し驚いています。全部が自炊ではないようですが、なるべく自分のことは自分でと思っているようで、自分の父親ながら感心する次第です。
先日、小皿に残ったご飯を入れており、ラップではなく、ザルをかぶせていたので「ザルだと乾燥するし、何の為にザルをかぶせているのだろう」と思ったことがありました。たまに面白いことをしていて、笑ってしまうこともあります。

3週間程経った頃、春休みを利用して遊びに来る予定だった妹が、東京から様子を見に来てくれました。家の掃除を全部引き受けてくれ、母が入院する前より家が片付いて、きれいにしてくれました。父も久々に一緒に食事をしたり、話をしたりで気分転換になったようです。

子育てが終わったら親の介護?

 子育てが終わっってホッとしたら、次は親の介護?と案じましたが、必ずしも一人で背負うことはないと思っています。今回、遠方に住んでいる兄弟、妹に連絡すると皆、手伝いに行こうか?と言ってくれました。とても心強かったですし、ホッとしました。ただ、現実には近くにいる人間が大半は動くことになります。
情報収集をしてしかるべき所に相談に行きましょう。
搬送された病院から、母の状態が落ち着いたらリハビリ病院へ転院することになると聞いており、連携して次の病院は手配して下さったのでそこまで大変ではありませんでした。
高額医療費制度の件、医療費控除などの件は父の手術、入院の際に市役所に問い合わせ確認していたので、今回も父の時と同じだなと認識しております。

 両親はまだ行政サービスを利用しておらず、できるだけ自分たちでと思っているようですが、今まで通りすべて母が家事全般を負担するのは難しい気がしております。
リハビリの様子をみて考えたいと思います。
 
今後、どのような展開になるのかまだ分かりませんが、確実に私含め夫、両親ともに年齢を重ねていき「介護」という言葉を意識する世代となりました。
書類面ではどうしても親族の承諾、立ち会いなど必要な時が有ります。
また自分の身体がいうことを聞かない時も有りますし、そういう時は必ず到来します。
自分時間を楽しむのも大切ですが、子ども達に負担がかからないように自分の老後をしばし考えておくべきだと思いました。
家族って面倒な時もあるけど、ありがたいものだなと思いました。
 

ABOUT ME
ふくあつ
ふくあつ
駆け出しブロガー
奈良市在住。子ども達が独立して自分時間が増え、セカンドライフをどのように過ごすか模索中。
分からない事だらけのPCを使い日々奮闘中。
趣味はハーブと料理を少々。 アラフィフの何気ない日常と挑戦を発信中。皆さまのセカンドライフのご参考になればと思います。
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