梅干し作り<後編>

赤しそ仕込み
塩漬けした梅は梅酢に漬かっている状態を保ちながら1ヶ月程そのままにしておきます。
その間に「赤しそ」の準備をしていきます。通常は梅酢が上がって1週間ほどしたら赤しそをいれていくようですが、私は「赤しそ」は一番最後に入れます。
梅干し3㎏分(我家は多め)
・ 赤しそ 600g
・ 天日塩 100g
①「赤しそ」を購入したら、茎や枝などをちぎって取り除き、葉をやさしく水で洗います。水の濁りがなくなるまで2~3回繰り返し洗います。写真は赤しそ300gの量です。一度にたくさん洗えるボールなどがないので、2回に分けてやります。

②洗った「赤しそ」をザルにあげて、水気をとります。キッチンペーパーやふきん等でかるく水気をとります。

③わさわさした「赤しそ」に用意した天日塩の1/3程入れ、揉んでいくとボールに満杯だった赤しその量が、こんなにもかさが減ります。さらに揉んでいくと赤黒い汁がでてくるので汁を捨てます。この汁はアクがあり、洋服などにつくと取れないので、気を付けましょう。
④もう一度天日塩を1/3程入れて「赤しそ」に絡ませ、揉むでいくと、さらに汁が出てくるのでまた捨てます。残りの天日塩全部入れ、もう一度もみ見込むと少し透明感のある紫色の汁が出てくるので、固く絞って「赤しそ」を取り出します。

⑤取り出した「赤しそ」をジップロックなどに入れ、梅酢を加えるとじわじわと汁が赤色に変わってくるので、「赤しそ」が汁に漬かった状態で冷蔵庫にて保管します。
梅の天日干し
1ヶ月程梅酢に寝かせていた梅干しを天日干しします。梅雨が明けて晴天が3日続く辺りを狙って干します。最近は夕立なども多いので、屋根のある場所に干す方が安心です。
私は洗濯干しスペースを使ってます。洗濯物は室内でも十分に乾いてくれる時期です😊

一日目は、梅酢が下にぽたぽたと落ちるので、新聞や段ボールを敷いておきましょう。掃除が楽です♪3日3晩干したら取り入れます。

少し白くなっているのは、塩分です💦すっぱそう~((+_+))
消毒した瓶(熱湯を入れて殺菌、焼酎等を浸したキッチンペーパーで中を拭きます)に、「干し梅」と先日仕込んだ「赤しそ」を交互に入れていきます。写真で3キロの梅干しです。

最後に赤しそを入れる方法を取り入れています。その方が綺麗な赤色になるそうです。YouTube[梅ボーイズ]さんのサイトをみて最後に赤しそを入れてます。2週間程おいたら…今年もすっぱーい梅干しが出来上がりました♡
https://www.youtube.com/watch?v=ubLnRrJzBpA&t=278s&pp=ygUZ5qKF44Oc44O844Kk44K6IOi1pOOBl-OBnQ%3D%3D
紅ショウガ作り
梅干しが出来上がったら、赤しそと赤い梅酢を拝借して、紅ショウガをつくります。
赤しそが売られる時期に、新生姜も店頭に並びます。

新生姜を購入し、さっと汚れを洗い流したら、分かれてる所などを境に適当な大きさに切り分け、ピンクの部分や、付け根など茶色く汚れている箇所を包丁で切り取ります。

きれいになったら、半日程日陰干しをします。

半日程干したら、赤しそと赤梅酢が入った瓶に入れて2週間程赤く染まるまで待ちます。結構な量の紅ショウガ💦

紅ショウガの出来上がりです。我が家は多めに赤しそを仕込み、紅ショウガ作りに活用しています。漬かった後の「赤しそ」は、お弁当のふりかけがわりによく使います。乾燥させれば「ゆかり」ふりかけになりますが、我家はそのままで使っています。
この紅ショウガを使って、我家ではチャーハンを作ることが多いです。ネギと卵と紅ショウガ、ちりめんじゃこで美味しい和風チャーハンができます♪日曜のお昼ご飯によく登場します。お好み焼きやてんぷら、牛丼にも活用しています。関西人!